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【理学療法士】はどんなことをしますか?
2017/12/18
こんにちは!老後のあんしん札幌相談室の小田です!今回は理学療法士について解説していきます。
理学療法士とは日常生活に必要な基本動作(ベッドの上で寝返りを打つ・起きる・立ち上がる・歩くなど)の機能回復をサポートする資格です。老人ホーム内にいる医師の指示を受け、身体・精神・創作活動を通じて社会復帰に向けた老人ホームの利用者さんへ訓練指導をします。
基本的には一老人ホームにつきひとりの理学療法士が常駐しており、訓練指導のほかに老人ホーム内にあるリハビリテーション器具の管理や介護職員の指導などもおこないます。理学療法士は英語で「physical therapist(フィジカル・セラピスト)」略して「PT」と呼ばれることもあります。
体の構造を熟しているPTは老人ホームに住む利用者ひとりひとりにあった機能訓練計画書を作成し、運動療法や物理療法を使いながら身体機能を引き出し回復を目指します。
運動療法とは体を動かすことで関節の動きをスムーズにして、筋力の回復を目指す治療法です。物理療法とは薬物使わずにマッサージ・赤外線・水・温熱・寒冷・電気刺激・赤外線などを物理的手段を用いて身体機能を回復に導く療法です。
身体回復には通常医療チームが必要です。医師や看護師はもちろんのこと、基本的な動作の訓練をする理学療法士、日常の動作の機能回復を図る作業療法士、麻痺などの残る高齢者の方には言語聴覚士、白内障や緑内障の方あるいは糖尿病が原因の網膜症などによる視力低下した高齢者に補助器具を選び使い方を指導する視覚訓練士というように、複数のプロに見守られながら老人ホームの入居者の方はリハビリテーションを受けています。
老人ホームでは居室を巡回しておこなう個別リハビリ、共用室でおこなう集団リハビリや介護予防体操・遊びリテーションなど、入居者に合わせたプログラムを組んで実施しています。
リハビリテーションをおこなうのは機能回復というよりも、主に「機能の維持」そして「動作レベルの向上」にあるといえます。その理由として老人ホームなどの高齢者施設の入居者は病後の回復期などは過ぎている場合が多く、動作レベルが著しく向上したり機能が著しく回復することはまれといわれるからです。
ですから著しい回復ではなく残存能力を生かすための訓練や、体が衰えないように身体や脳を使ったレクリエーションなどを定期的に企画実施することで、運動を習慣づける事が大切です。
老人ホームやデイサービスなどでは、リハビリテーションの即戦力となる機能訓練指導員として理学療法士を採用している福祉施設もあります。老人ホームの利用者のQOL、つまり生活の質を高めるために理学療法士が活躍しています。
今回は以上になります。
老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田
理学療法士とは日常生活に必要な基本動作(ベッドの上で寝返りを打つ・起きる・立ち上がる・歩くなど)の機能回復をサポートする資格です。老人ホーム内にいる医師の指示を受け、身体・精神・創作活動を通じて社会復帰に向けた老人ホームの利用者さんへ訓練指導をします。
基本的には一老人ホームにつきひとりの理学療法士が常駐しており、訓練指導のほかに老人ホーム内にあるリハビリテーション器具の管理や介護職員の指導などもおこないます。理学療法士は英語で「physical therapist(フィジカル・セラピスト)」略して「PT」と呼ばれることもあります。
体の構造を熟しているPTは老人ホームに住む利用者ひとりひとりにあった機能訓練計画書を作成し、運動療法や物理療法を使いながら身体機能を引き出し回復を目指します。
運動療法とは体を動かすことで関節の動きをスムーズにして、筋力の回復を目指す治療法です。物理療法とは薬物使わずにマッサージ・赤外線・水・温熱・寒冷・電気刺激・赤外線などを物理的手段を用いて身体機能を回復に導く療法です。
身体回復には通常医療チームが必要です。医師や看護師はもちろんのこと、基本的な動作の訓練をする理学療法士、日常の動作の機能回復を図る作業療法士、麻痺などの残る高齢者の方には言語聴覚士、白内障や緑内障の方あるいは糖尿病が原因の網膜症などによる視力低下した高齢者に補助器具を選び使い方を指導する視覚訓練士というように、複数のプロに見守られながら老人ホームの入居者の方はリハビリテーションを受けています。
老人ホームでは居室を巡回しておこなう個別リハビリ、共用室でおこなう集団リハビリや介護予防体操・遊びリテーションなど、入居者に合わせたプログラムを組んで実施しています。
リハビリテーションをおこなうのは機能回復というよりも、主に「機能の維持」そして「動作レベルの向上」にあるといえます。その理由として老人ホームなどの高齢者施設の入居者は病後の回復期などは過ぎている場合が多く、動作レベルが著しく向上したり機能が著しく回復することはまれといわれるからです。
ですから著しい回復ではなく残存能力を生かすための訓練や、体が衰えないように身体や脳を使ったレクリエーションなどを定期的に企画実施することで、運動を習慣づける事が大切です。
老人ホームやデイサービスなどでは、リハビリテーションの即戦力となる機能訓練指導員として理学療法士を採用している福祉施設もあります。老人ホームの利用者のQOL、つまり生活の質を高めるために理学療法士が活躍しています。
今回は以上になります。
老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田