スタッフブログ
「特別養護老人ホーム」と「有料老人ホーム」、「グループホーム」って何が違うのでしょう?
2018/03/13
こんにちは!
老後のあんしん札幌相談室、相談員の小田です。
今回は「施設の種類と特徴、施設選びのポイント」についてのお話です。
高齢者施設にはいろいろな種類があるので、施設探しのご相談をいただいた時には私たちもまず施設の簡単な説明を
させていただくようにしています。
札幌市内には、約660もの高齢者向けの施設や老人ホームがあります。種類としては、大きく分けると国が運営するものと、
民間が運営するものの2つです。
国が運営するものには、「特別養護老人ホーム(通称:特養)」という、介護度が重い方が最後まで安心して介護を
受けながら生活できる施設。「老人保健施設(通称:老健)」という、介護が必要になった人が自宅に戻れるようリハビリを
兼ねて短期間暮らせる施設があります。
民間が運営するものには、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・グループホームと、
届け出をしている施設だけでもさまざまな種類があります。
まず、サービス付き高齢者向け住宅は、サ高住と呼ばれているものですが、ここは、バリアフリーになっていたり火気厳禁に
なっていたりと、高齢者が安全に暮らせるような作りの賃貸住宅と考えていただくと良いと思います。「サービス付き」という
名前なので、介護サービスを受けられると勘違いする方も多いのですが、サ高住で受けられるのは「見守りサービス」と
「生活相談サービス」となっています。
続いて、介護付有料老人ホームは、その名の通り「介護」を受けられる施設として運営されているので、基本は介護の
重い方でも安心して暮らせます。入居者3人に対して1名の職員配置を義務付けられているということと、介護サービスは
全て施設でまるっとまとめて行っているのが特徴です。
それに対して、住宅型有料老人ホームという、似たような名前の施設があるのですが、介護を必要としている人が住むことが
できる施設として、機能的には介護付き有料老人ホームと同じなのですが、ここの特徴は、住宅と介護の部分が別事業所に
なるので、介護サービスは訪問介護やデイサービスなど外部のサービスを自分でチョイスして利用する形になります。選択肢が
広がるのはメリットなのですが、職員人数に規定が設けられていないので、介護付きのように職員が常にたくさんいるとは限りません。
最後に、グループホームという施設です。グループホームは、6名〜9名の少人数が1つのユニットで過ごす、アットホームな
お家という雰囲気です。入居者と職員がひとつのお家で共同生活をするので、見守りや介護は手厚く受けることができます。
ここは、認知症の方を専門で受け入れてケアをする施設です。
ここまでが、施設の種類と特徴なのですが、月々にかかる費用や中で行われるサービスの内容などもピンからキリまであります。
自立した方が住む場所として向いているとよく言われるサービス付き高齢者向け住宅であっても、出来る限り手厚く介護を
必要とする方々を見守りたいという想いで、介護や医療としっかりと連携を取っている施設もありますし、介護度が重いからといって
「介護付き有料老人ホームが絶対ですよ」とか、認知症だからといって「グループホームが一番ですよ」という限定した選び方を
するのではなく、まずはいろいろな種類の施設を見てみることをおすすめします。
私たちもこの仕事をしていると色々な施設にお伺いする機会が多いのですが、同じ形態の施設でもここまで違うのかというくらい、
雰囲気や経営者の考えが違うので、足を運んでみないと見えない部分がとても多いことに驚いています。
そこで、私たちは施設をご提案するにあたり、先に必ず自分の目でどんな施設なのかを確かめることを徹底しています。料金や
サービスのことはもちろんですが、建物の印象や、掃除が行き届いているか、職員さんたちの対応がどうか、入居されている方たちは
どんな様子なのか、どのような理念で運営されているのかなど、自分が受けた感想をお伝えすることを心がけています。
そして、ご案内する施設は、「自分の親を安心して連れていける施設かどうか」を基準にご提案しているので、ときには、お客様が
ご希望する場所から少し外れた施設をご提案することもあります。
なるべくお客様のご希望に沿った施設を探してご提案できるように努めているのですが、私たちとしては「あんしんして
生活していただく」ことが第一前提なので、私たちが自信を持ってご提案する施設をまずは是非、見ていただきたいと思っています。
「こんな施設もありますよ」というご提案だけでなく、見学は私たちがお迎えに上がり、必ず同行させていただいています。
そうすることで、見に行く施設のメリットだけではなく、デメリットもしっかりとお伝えさせていただいています。気に入った施設があれば、
ご入居までの具体的なお手伝いもいたします。
今の状況と、将来の状況を想定したうえで、様々な種類の、数多くある施設の中から、あんしんして生活できる施設を選ぶというのは
本当に大変なことですが、私たちは、みなさまのお役に立てるよう日々あちこちの施設に足を運んで、施設を見る目を養う努力をしていますので、
今後高齢者施設を探す必要のある方や、今は入院中で退院後の行き先に困っている方、そういった方が身の回りにいらっしゃって、
どこに相談して良いのか分からない方は、ぜひ、私たちにご相談ください!全力で、あんしんできる施設探しをお手伝い致します。
私たちは全ての人に「あんしん」をあたり前に提供することを目的とし、想いを持って施設探しのお手伝いを
させていただいております。
その方にぴったり合った施設をご提案させていただきます。
老人ホーム・介護施設選びでお困りのことがございましたら、老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。
(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田
老後のあんしん札幌相談室、相談員の小田です。
今回は「施設の種類と特徴、施設選びのポイント」についてのお話です。
高齢者施設にはいろいろな種類があるので、施設探しのご相談をいただいた時には私たちもまず施設の簡単な説明を
させていただくようにしています。
札幌市内には、約660もの高齢者向けの施設や老人ホームがあります。種類としては、大きく分けると国が運営するものと、
民間が運営するものの2つです。
国が運営するものには、「特別養護老人ホーム(通称:特養)」という、介護度が重い方が最後まで安心して介護を
受けながら生活できる施設。「老人保健施設(通称:老健)」という、介護が必要になった人が自宅に戻れるようリハビリを
兼ねて短期間暮らせる施設があります。
民間が運営するものには、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・グループホームと、
届け出をしている施設だけでもさまざまな種類があります。
まず、サービス付き高齢者向け住宅は、サ高住と呼ばれているものですが、ここは、バリアフリーになっていたり火気厳禁に
なっていたりと、高齢者が安全に暮らせるような作りの賃貸住宅と考えていただくと良いと思います。「サービス付き」という
名前なので、介護サービスを受けられると勘違いする方も多いのですが、サ高住で受けられるのは「見守りサービス」と
「生活相談サービス」となっています。
続いて、介護付有料老人ホームは、その名の通り「介護」を受けられる施設として運営されているので、基本は介護の
重い方でも安心して暮らせます。入居者3人に対して1名の職員配置を義務付けられているということと、介護サービスは
全て施設でまるっとまとめて行っているのが特徴です。
それに対して、住宅型有料老人ホームという、似たような名前の施設があるのですが、介護を必要としている人が住むことが
できる施設として、機能的には介護付き有料老人ホームと同じなのですが、ここの特徴は、住宅と介護の部分が別事業所に
なるので、介護サービスは訪問介護やデイサービスなど外部のサービスを自分でチョイスして利用する形になります。選択肢が
広がるのはメリットなのですが、職員人数に規定が設けられていないので、介護付きのように職員が常にたくさんいるとは限りません。
最後に、グループホームという施設です。グループホームは、6名〜9名の少人数が1つのユニットで過ごす、アットホームな
お家という雰囲気です。入居者と職員がひとつのお家で共同生活をするので、見守りや介護は手厚く受けることができます。
ここは、認知症の方を専門で受け入れてケアをする施設です。
ここまでが、施設の種類と特徴なのですが、月々にかかる費用や中で行われるサービスの内容などもピンからキリまであります。
自立した方が住む場所として向いているとよく言われるサービス付き高齢者向け住宅であっても、出来る限り手厚く介護を
必要とする方々を見守りたいという想いで、介護や医療としっかりと連携を取っている施設もありますし、介護度が重いからといって
「介護付き有料老人ホームが絶対ですよ」とか、認知症だからといって「グループホームが一番ですよ」という限定した選び方を
するのではなく、まずはいろいろな種類の施設を見てみることをおすすめします。
私たちもこの仕事をしていると色々な施設にお伺いする機会が多いのですが、同じ形態の施設でもここまで違うのかというくらい、
雰囲気や経営者の考えが違うので、足を運んでみないと見えない部分がとても多いことに驚いています。
そこで、私たちは施設をご提案するにあたり、先に必ず自分の目でどんな施設なのかを確かめることを徹底しています。料金や
サービスのことはもちろんですが、建物の印象や、掃除が行き届いているか、職員さんたちの対応がどうか、入居されている方たちは
どんな様子なのか、どのような理念で運営されているのかなど、自分が受けた感想をお伝えすることを心がけています。
そして、ご案内する施設は、「自分の親を安心して連れていける施設かどうか」を基準にご提案しているので、ときには、お客様が
ご希望する場所から少し外れた施設をご提案することもあります。
なるべくお客様のご希望に沿った施設を探してご提案できるように努めているのですが、私たちとしては「あんしんして
生活していただく」ことが第一前提なので、私たちが自信を持ってご提案する施設をまずは是非、見ていただきたいと思っています。
「こんな施設もありますよ」というご提案だけでなく、見学は私たちがお迎えに上がり、必ず同行させていただいています。
そうすることで、見に行く施設のメリットだけではなく、デメリットもしっかりとお伝えさせていただいています。気に入った施設があれば、
ご入居までの具体的なお手伝いもいたします。
今の状況と、将来の状況を想定したうえで、様々な種類の、数多くある施設の中から、あんしんして生活できる施設を選ぶというのは
本当に大変なことですが、私たちは、みなさまのお役に立てるよう日々あちこちの施設に足を運んで、施設を見る目を養う努力をしていますので、
今後高齢者施設を探す必要のある方や、今は入院中で退院後の行き先に困っている方、そういった方が身の回りにいらっしゃって、
どこに相談して良いのか分からない方は、ぜひ、私たちにご相談ください!全力で、あんしんできる施設探しをお手伝い致します。
私たちは全ての人に「あんしん」をあたり前に提供することを目的とし、想いを持って施設探しのお手伝いを
させていただいております。
その方にぴったり合った施設をご提案させていただきます。
老人ホーム・介護施設選びでお困りのことがございましたら、老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。
(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田