こんにちは!老後のあんしん札幌相談室の大野です!今回は高齢者向け施設つまり老人ホームの種類について解説していきます。
老人ホームを大きく分けると地方自治体や社会福祉法人が運営する公的施設と、民間運営の施設になります。そのうち公的施設は特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、ケアハウス、養護老人ホームの5つ、民間が運営する施設は介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、シルバーハウジングの6つに分かれます。
公的施設に入所する場合の5つの判断基準としては、特別養護老人ホームは要介護3以上で医療依存度や認知症を発症していてもかまいません。介護老人保健施設・介護療養型医療施設は要介護1以上こちらも医療依存度が高く認知症を発症していてもかまいません。養護老人ホームは要介護には満たない医療依存度の低い方。シニア向け分譲マンションケア付き住宅は自立できる方のみなので認知症に罹ってないことというものがあります。
また民間が運営する6つの施設へ入所する場合の判断基準は自立できる方から重度の介護まで受け入れるのは介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームです。健康型有料老人ホームは医療依存度の低い自立している方、比較的認知症も軽く医療依存度の低い方にはサービス付き高齢者向け住宅があります。医療依存度の高い認知症を持っている方が複数と専門スタッフが共同生活をするグループホーム、住宅供給公社などの一室を借りて自分で介護サービスを契約するシルバーハウジング、以上が民間運営6施設のポイントになります。
予算の高い順に、シニア向け分譲マンションケア付き住宅、健康型有料老人ホーム、グループホーム、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホーム、続いて老人ホーム、介護療養型医療施設、介護老人保健施設、ケアハウス、サービス付き高齢者向け住宅、そして特別養護老人ホームとなっています。
民間運営の施設のほうが比較的費用が高いと感じられるのは、よりサービスが整っているからです。また施設のサービスを受けるより自分でプランニングしたいという方向けのサービスもあります。すべて人任せにしてサービスを受けるだけという福祉サービスは影を潜め、より自分の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させたいという前向きな高齢者ニーズに応えて、自らが暮らしていく空間を作り上げたいという方の思いを満足させてくれるサービスも出てきました。
今回は以上になります。
老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 大野